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東洋医療

東洋医療

当院では、主に椎間板ヘルニアの術後のリハビリ、内科的治療の選択肢として

電気鍼治療や赤外線レーザー治療を行っております

 

 

鍼治療

鍼治療とは、鍼治療専用の鍼を使い、特定のツボを刺激する施術です。

当院では電気鍼治療機器を使用しています。

電気鍼は鍼治療のワンランク上の治療。鍼を皮膚に刺した後に、弱い電流を流し更にツボを刺激します。

使用する鍼はワクチン接種時等に通常の注射に用いる針よりもかなり細いものです。ほとんどのワンちゃんは嫌がることなく鍼治療を受けることができます。

 

鍼治療の効果

鍼治療の効果としては大きく分けて、生体機能調整作用、血行促進作用、免疫力の活性化作用の3つがあります。

 

■生体機能調整作用

組織や期間の機能を回復させる作用が、症状により異なる働き方で起こることがわかっています。

  •  疼痛やけいれんなど  鎮静作用により、機能が異常に高まっている状態を抑える働きをする
  •  痺れ、運動麻痺といった神経や臓器の機能低下  興奮作用により働きを活発にする

 

■血行促進作用

症状が起きている患部と健康な部分を使い分けることで、下記のような作用が働くと考えられています。

  •  肩こり、筋肉痛、動脈硬化など  血管を拡張させ、血行を促す働きが起きる
  •  関節炎などの炎症  患部に集まっている血液を健康な部分に移動させることで、炎症を鎮める作用が起こる

■免疫力の活性化作用

白血球を増やすことで、生体防御機能が高まり、身体全体の免疫機能を活性化させる働きをすると考えられています。

 

 

このように鍼で経穴(ツボ)を刺激することにより、神経系が刺激され、鎮痛物質や脳内ホルモンが産生され痛みがやわらいだり、血行が促進され筋肉のこりや炎症が緩和されたり、免疫力を上げる作用があることがわかっています。

 

 

椎間板ヘルニアと鍼治療

鍼は鎮痛作用があることが確認されていますので、痛みを取り除くのが得意です。筋肉や関節の痛みに対して鍼灸が利用されるのは犬でも同じです。経絡やツボは神経が分布している部分と似た場所にあることが多いため、神経系の機能低下にもよく応用されます。

具体的には犬の椎間板ヘルニアが挙げられます。椎間板ヘルニアは、犬の背骨と背骨の間にある椎間板が変形して、脊髄という重要な神経を圧迫して下半身の機能が低下する病気です。変形した椎間板が鍼で元に戻ることはありませんが、病変部周辺の神経組織や血流を改善することで、歩けなかったワンちゃんが歩けるようになるケースが多くみられます。

 

 

 

赤外線レーザー

赤外線治療器を使用し、ポイント照射された近赤外線で鍼療法と温灸療法、双方の利点を生かしたより効率的な治療を実現します。

患者さんに苦痛がなく、副作用・合併症がほとんどない安全な治療法です。

電気鍼治療と併せて行います。

 

 

赤外線レーザーの効果

近赤外線を照射すると体の深部まで加温し、血流を促進させます。

同時に痛みで興奮した神経の活動を鎮静化し、筋肉の緊張を緩和します。

体の中まで深く浸透し、効率的な治療を実現します。

ヘモグロビンや水分の影響を受けにくい波長の光を照射する事により、

赤外線が効率よく体の中まで届き、優れた治療効果を期待できます

 

 

 

〒447-0816
愛知県碧南市志貴崎町5丁目30-2

TEL0566-41-1128

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