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予防医療

ワンちゃんの予防接種

予防接種とは?
予防接種は、伝染病を予防する・重症化させない為に不可欠なものです。
室内飼いだから予防をしなくてもよい、ということはありません。
動物病院やペットホテル、トリミング等の施設使用時、お散歩のときや逃走しまったときなど
室内飼いといっても他の動物たちと接触する機会はあります。
病気から大切なペットを守り、周りの動物たちにも感染を広げないようしっかり予防していきましょう。

ワンちゃんの予防接種
ワンちゃんの予防接種には大きくわけて2種類あります。
「狂犬病ワクチン」と「混合ワクチン」です。

【狂犬病ワクチン】
狂犬病は犬や人だけではなく哺乳動物全てに感染し、発症すればほぼ100%死亡します。
日本国内では数十年も発生していません、しかし日本周辺国含む世界のほとんどの地域で狂犬病は依然として発生しています。
日本も常にウイルス侵入の脅威にさらされていることから、万一に備えなければなりません。
狂犬病が蔓延することのないよう、生後91日以上の犬は、狂犬病予防法に基づき、1年に1回の狂犬病予防接種を受けて各市区町村に登録することが法律で定められています。

【混合ワクチン】
オーナー様が任意で受ける感染症予防接種です。
混合ワクチンは予防できる病気の数によってワクチンの種類が変わります。
複数の病気に効果的なワクチンを組み合わせ、一度に接種します。

〈ワンちゃんの混合ワクチンの種類〉
当院では「6種混合ワクチン」と「10種混合ワクチン」をメインに取り扱っております。
6種と10種の違いはレプトスピラという病気が予防できるかできないかです。

以下に当てはまるワンちゃんには10種をお勧めしています
・住んでいる環境にネズミがいる
・キャンプに行くことや、外で活動することが多い。
10種混合ワクチンで予防できるレプトスピラは、ネズミの排泄物から感染する人畜感染病です。


★印ワクチンは「コアワクチン」と言って致死率の高い感染症を防ぐため、どんな環境で暮らしていても必ず打つべきワクチンです。

ワクチンプログラム
子犬の一般的な場合
生後2か月ごろからスタートして1ヶ月ごとに計3回のワクチン接種をお勧めします。
それ以降は、毎年一回の追加接種を行います。

1回目:生後約2か月 → 2回目:生後約3か月 → 3回目:生後約4か月 → 毎年1回:追加接種

★ワクチンの注意事項★
ワクチンアレルギーについて
予防注射(ワクチン接種)後にアレルギー反応を起こす事がまれにあります。可能性は低いながら、アナフィラキシーショック(血圧低下)という重篤なアレルギー反応を起こす事もあり、これは緊急治療をしないと命にかかわります。アナフィラキシーショックは通常接種直後~30分以内に発生しますので予防注射(ワクチン接種)の後はしばらく院内、もしくは病院の近くで様子をみていただくのが安全だと思います。
その他の反応として、顔が腫れる(血管浮腫)、蕁麻疹、発熱、元気消失、注射部位の疼痛や硬結があります。これらの反応は遅いと半日~1日位経ってから症状が出る事もありますので予防注射(ワクチン接種)はなるべく午前中に行われる事をお勧めします。(夕方接種すると深夜に症状が出てしまう可能性があります)

ワクチン接種後の注意
ワクチン当日はワクチンアレルギーの症状がでないか、帰宅後も様子を見てあげて下さい。
注射後2~3日間は安静につとめ、激しい運動、シャンプーなどは控えて下さい。免疫(予防効果)が得られるまでの2週間は、他の動物との接触を控えて下さい。

〒447-0816
愛知県碧南市志貴崎町5丁目30-2

TEL0566-41-1128

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