まだまだ暑さの残る毎日ですが、季節は少しずつ秋へと移り変わっています。
さて、ノミ・マダニ・蚊の予防と聞くと、多くの方が「真夏がピーク」と考えがちです。
ですが、その油断が要注意!実は、厳しい暑さが和らぐ夏の終わりから秋にかけては、ノミやマダニにとって繁殖・活動に最適な「第二のピーク」がやってくるのです。
そして忘れてはならないのが、しつこく活動を続ける蚊の存在です。蚊が媒介する「フィラリア症」は、心臓や肺に寄生し、命を奪うこともある恐ろしい病気。『最近、蚊を見かけなくなったから』と自己判断でお薬をやめてしまうと、そのたった一刺しが取り返しのつかない事態を招くかもしれません。
季節の変わり目にこそ、正しい知識で予防を続け、大切な家族を守ってあげましょう。
ノミ・マダニ・フィラリアについては、こちらの動画でも詳しくご紹介しています。
草むらに潜み、動物の血を吸うマダニ。
この小さな吸血鬼が媒介する感染症「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」が、近年、深刻な問題となっています。
以前は西日本が中心でしたが、近年では関東など東日本でも発生が確認され、全国的にそのリスクが拡大。さらに、衰弱した猫から人へ感染したという衝撃的な事例も報告されており、犬のお散歩だけでなく、猫の飼い主さんも決して他人事ではありません。
致死率も高く、人も動物も命を落とす危険がある本当に怖い病気です。
大切な家族とご自身の命を守るため、マダニの本当の怖さと正しい予防・対処法を知っておきましょう。
SFTSについての詳しい解説は、以下の動画もぜひご覧ください。