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再生医療について
血液から一旦細胞を取りだし、培養した細胞を体に戻して失った組織を再生する治療法です。犬猫の免疫療法は、大きく特異的免疫療法と非特異的免疫療法に分けられ、犬猫の悪性腫瘍の種類や発生部位、体の状況などにより使い分ける必要があります。
  • ① 非特異的免疫療法「活性化リンパ球療法(CAT療法)」

    犬や猫の血液からリンパ球を分離し体外で大量に増やし活性化してから、ふたたび体に戻し悪性腫瘍を治療する療法です。活性化されたリンパ球は悪性腫瘍を直接攻撃。
    再発予防や転移予防に効果があります。
    また、活性化されたリンパ球は抗ガン剤などで低下した免疫力を強化します。末期ガンによる犬猫の体の不調を軽減する作用があり、体調を回復させる手助けをする効果もあります。採血した血液を培養するだけで行えるため、体への負担を最小限に抑えられるのが特徴です。

  • ② 特異的免疫療法「樹状細胞療法(DC療法)」

    血液から取り出した樹状細胞にガン細胞だけが持つ特定の抗原の情報を教え込み、体内に戻す療法です。特定の悪性腫瘍を正確に認識する樹状細胞がガン情報をリンパ球(T細胞)に提示する優秀な司令官(樹状細胞)の数を増やすことで悪性腫瘍への攻撃力を強め、悪性腫瘍の縮小や進行を食い止める効果が期待できます。

  • ③ DC療法+CAT療法

    特定の悪性腫瘍を攻撃するための司令官である樹状細胞と、悪性腫瘍を攻撃する活性化リンパ球をそれぞれ体外で増殖・活性化させて体内に戻して治療を行います。DC療法とCAT療法の利点をあわせ持ち、悪性腫瘍への攻撃力をより高めることができる療法です。

  • ④ ADSC(脂肪由来幹細胞)療法

    幹細胞とは、組織や臓器に分化する元となる細胞であり、生体を生み出す源であるとも言えます。近年では幹細胞といえば、受精卵から作られるES細胞や皮膚由来の細胞から作られるiPS細胞の名前を耳にする機会も多いかと思います。
    これらの幹細胞を用いた治療の究極的な目的は臓器の再生であり、機能不全に陥った臓器を自分の細胞から再生、移植することは医学の夢ではないかと思います。
    近年、幹細胞の新たな医学的な活用法として、幹細胞から分泌される生理活性物質による組織の修復、免疫抑制、炎症鎮静効果が注目されています。これらの作用を期待して、獣医領域では脊髄損傷、椎間板ヘルニア、その他の神経疾患、自己免疫性疾患、腎不全、肝炎、糖尿病などの内科系疾患に対する治療としてその効果が報告されています。
    従来は骨髄から採取した幹細胞を用いて、障害が起こっている患部への直接の投与が必要とされており、獣医領域ではなかなか応用が難しい治療法でした。
    しかしJ-ARM社が開発した、脂肪由来幹細胞培養キットによって皮下脂肪から培養した幹細胞を血管内に投与することによってより簡便に上記の治療効果を発揮することができるようになりました。