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ノミ・ダニ対策

蚊が媒介する寄生虫で、親虫は心臓の中に寄生します。フィラリア成虫寄生による目に見える症状が出てくるまでに、5~10年を要し、症状(咳、すぐ疲れる、腹水、突然死など)が出たときには既に対症療法で症状の軽減しかできません。しかし、予防をしていただくことで、フィラリア成虫の寄生は免れます。

  • ノミ・ダニはどうして予防しないといけないの?

    犬や猫にとって、ノミ・ダニの予防はフィラリア予防と同じくらいとても大切です。しかし、ノミ・マダニがどうしてそんなに恐ろしいのか、どうやって予防すればいいのか・・・。皆さん、御存知でしょうか??

  • なぜ予防するのか?

    ノミ・ダニは動物を吸血します。多数吸血された場合、貧血してしまうこともあります。しかし、もっと重大な被害をもたらす恐れがあるのです!!

ノミ・ダニによる被害
  • ノミの被害

    ■ものすごくかゆいです!
    繰り返しノミに吸血されると、ノミの唾液に対して動物はアレルギー反応を示し、さらにすさまじいかゆみに襲われます。
    ■寄生虫を伝播します
    犬・猫の小腸には瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)という寄生虫が寄生しますがこの寄生虫はノミが媒介します。ノミに吸血されるとかゆく、動物は気にしてなめます。するとノミが口から体内に入り、ノミが持つ瓜実条虫の卵が、動物の体内で孵化して寄生します。その他にもノミは、ヘモバルトネラという赤血球に寄生して貧血をおこす寄生虫を伝播します。
  • マダニの被害

    ■寄生虫を伝播します
    マダニが伝播する寄生虫は、バベシアといい、ヘモバルトネラより症状は重篤になることが多いです。寄生された場合、重大な貧血になり、若くて健康な動物でもという最悪の結果になることもあります。
    奈良県はバベシアが常在しており、年間何頭もの犬がバベシアに寄生されて貧血となり、病院にやってきます。他にもライム病や、Q熱日本紅斑熱(平成20年7月28日、宮崎市で日本紅斑熱による死亡例の発生の届出がありました)などの病気を媒介しますので、マダニはとても恐ろしい存在です。


人への影響

ノミやマダニは動物だけでなくにも吸血します。また、一度家にノミが入り込むと、駆除するのはとても大変です。完全にノミを家の中から排除するのに一年以上かかります。

ノミが寄生している猫に人が噛まれたりひっかかれたりすると、リンパ節が腫れたり、発熱するネコひっかき病を発症することがあります。症状は軽いですが、治療法がありません。


予防方法
  • どうやって予防するの?ホームセンターで売ってる予防薬じゃダメ?

    病院で処方されているものは「医薬品」であり、市販のものは「医薬部外品」です。効果に大きく差があります。

    動物病院で処方される予防薬 市販の予防薬
    投与24時間で
    ほぼ100%の効果が約一ヶ月続く。
    駆除効果は70%以下で
    1ヵ月後には30%以下にまで下がる。
    安全性が高い。 安全性は十分検討されてはいない。
    シャンプーで効果が落ちない。 シャンプーで効果が落ちる。

    市販のものではせっかく投与していても、ノミ・ダニに寄生される恐れがあるのです!

    予防薬は病院で処方されているものを使ってあげましょう。

  • 予防はいつ、どれくらいの期間すればいいの?

    ノミ・ダニは一年中います。ですから、一年中予防するのが、理想的ですが、特にノミ・ダニの活動が活発になる春先~冬(約5月から12月)の始めくらいまでの予防をお勧めします。